パクリアート第1弾:
「とクスクス」ピザのテイクアウトの箱より・・・
パクリアートのアイデアの始まりは、行きつけの地元熊野のレストラン「とクスクス」さんの新しいピザのテイクアウト用の箱を見て、大好きなシェフの絵が印刷されたピザの箱があれば良いのにと思ったのがきっかけでした。どう考えても「イタリアン人っぽいお兄ちゃんがピザを手にVサインをしているイメージ」より、シェフが自分の石窯で焼いたピザを手にニッコリ 笑っているイメージの方がステキだと思ったのです。持ち前の「悪戯好きの絵描きの性分」がムクムクと頭をもたげてきたので、勢いに任せて、ピザの箱に印刷されていたイラストをパクって、そこにシェフのイメージを重ね、折角だから、奥さんの牧子さんやシェフ特性の石窯のイメージも書き加えて、地中海風の風景を熊野の山と海に入れ替えました。
シェフの濱野豊彦さんは、紀伊半島の南に位置する熊野で20年以上レストランを経営されている、天性の才能を持つ本物の料理人です。そしてそれ以上にその素直で優しいお人柄は、 シェフの作るお料理に、一杯溢れています。シェフの料理は心も体も全部満足させてくれる素晴らしい元氣の元です。謙虚で、自然体で肩肘貼らずに、とてつもなく美味しい料理を作ってくれるシェフと、いつも笑顔で優しく出迎えてくれてくれる奥様の牧子さんに、感謝の氣持ちを込めて、そして末永くお二人が元氣にご活躍されることを願って、パクリアート第1弾を贈ります。これからも、よろしくお付き合いください。いつか一緒に「アメリカ西海岸食べ歩きの旅」をすることを夢見て。。。
パクリアート第1弾:
「とクスクス」ピザのテイクアウトの箱より・・・
パクリアートのアイデアの始まりは、行きつけの地元熊野のレストラン「とクスクス」さんの 新しいピザのテイクアウト用の箱を見て、大好きなシェフの絵が印刷されたピザの箱があれば 良いのにと思ったのがきっかけでした。どう考えても「イタリアン人っぽいお兄ちゃんがピザを手にVサインをしているイメージ」より、シェフが自分の石窯で焼いたピザを手にニッコリ 笑っているイメージの方がステキだと思ったのです。持ち前の「悪戯好きの絵描きの性分」が ムクムクと頭をもたげてきたので、勢いに任せて、ピザの箱に印刷されていたイラストをパ クって、そこにシェフのイメージを重ね、折角だから、奥さんの牧子さんやシェフ特性の石窯のイメージも書き加えて、地中海風の風景を熊野の山と海に入れ替えました。
シェフの濱野豊彦さんは、紀伊半島の南に位置する熊野で20年以上レストランを経営されて いる、天性の才能を持つ本物の料理人です。そしてそれ以上にその素直で優しいお人柄は、 シェフの作るお料理に、一杯溢れています。シェフの料理は心も体も全部満足させてくれる素晴らしい元氣の元です。謙虚で、自 然体で肩肘貼らずに、とてつもなく美味しい料理を作ってくれるシェフと、いつも笑顔で優し く出迎えてくれてくれる奥様の牧子さんに、感謝の氣持ちを込めて、そして末永くお二人が元 氣にご活躍されることを願って、パクリアート第1弾を贈ります。これからも、よろしくお付 き合いください。いつか一緒に「アメリカ西海岸食べ歩きの旅」をすることを夢見て。。。
その日は旧暦のお正月。
家でのんびりしていると、4歳になったばかりの息子が、急に釣りに行きたいと言い出しました。そこで、釣り好きのお父さんは、息子と一緒に近くの公園の大き な池に釣竿を持って出かけました。息子の生まれて初めての「釣り体験」。お父さんは、釣れ ることは全く期待せず、それでも息子に手取り足取り釣りの仕方を教えました。いつになく真 剣な顔で釣り糸を垂れている息子の横顔を見ながら、お父さんは1年前に亡くなった釣り好きだった父親の命日が近づいていること思っていました。そして、親父が生きているうちに親子 三代で一緒に釣りに行かなかったことをチョッピリ後悔していました。
そんな時、息子が「ダディ、何かいる!」と叫びました。「ああそうかい。」とあんまり期待 せずに釣竿に手をかけると、何と結構な手応えを感じるではありませんか! 急いで釣り糸を 引き寄せると、30センチ程の綺麗な虹マスが水面から姿を表して元氣に跳ねています。 「わーい!スゴイ!」と喜ぶ息子の姿を見ながら、生まれて初めて釣をしている4歳の息子 が、釣り糸を垂れてから30分もしない間に、虹マスを吊り上げるなんて信じられないと思った途端、「死んだ親父の指矩以外に考えられない」と氣付き、胸に熱いものががこみ上げてくるのを、両手の中で跳ねる魚を押さえ込みながら、どうにか我慢することができたのでした。
これで「釣りにハマらないはずのない釣り初体験」をした男の子の誇らしげな記念写真を見せ てもらいながら、友人であるお父さんのお話を聴いた後の感動を絵にしたパクリアートです。 親子三代の釣り人生は、これからも健在ですね。いや待てよ。曽爺ちゃんも漁師だったと聞い ています。確かに戦前にカツオの一本釣りの漁をしていたとか。これで魚釣りの血は四代繋 がったことになります! メデタイ新年のお話でした。素晴らしい感動を、ありがとう!
その日は旧暦のお正月。
家でのんびりしていると、4歳になったばかりの息子が、急に釣りに行きたいと言い出しました。そこで、釣り好きのお父さんは、息子と一緒に近くの公園の大き な池に釣竿を持って出かけました。息子の生まれて初めての「釣り体験」。お父さんは、釣れ ることは全く期待せず、それでも息子に手取り足取り釣りの仕方を教えました。いつになく真 剣な顔で釣り糸を垂れている息子の横顔を見ながら、お父さんは1年前に亡くなった釣り好きだった父親の命日が近づいていること思っていました。そして、親父が生きているうちに親子 三代で一緒に釣りに行かなかったことをチョッピリ後悔していました。
そんな時、息子が「ダディ、何かいる!」と叫びました。「ああそうかい。」とあんまり期待 せずに釣竿に手をかけると、何と結構な手応えを感じるではありませんか! 急いで釣り糸を 引き寄せると、30センチ程の綺麗な虹マスが水面から姿を表して元氣に跳ねています。 「わーい!スゴイ!」と喜ぶ息子の姿を見ながら、生まれて初めて釣をしている4歳の息子 が、釣り糸を垂れてから30分もしない間に、虹マスを吊り上げるなんて信じられないと思った途端、「死んだ親父の指矩以外に考えられない」と氣付き、胸に熱いものががこみ上げてくるのを、両手の中で跳ねる魚を押さえ込みながら、どうにか我慢することができたのでした。
これで「釣りにハマらないはずのない釣り初体験」をした男の子の誇らしげな記念写真を見せ てもらいながら、友人であるお父さんのお話を聴いた後の感動を絵にしたパクリアートです。 親子三代の釣り人生は、これからも健在ですね。いや待てよ。曽爺ちゃんも漁師だったと聞い ています。確かに戦前にカツオの一本釣りの漁をしていたとか。これで魚釣りの血は四代繋 がったことになります! メデタイ新年のお話でした。素晴らしい感動を、ありがとう!